
月の解釈って、実はムズイ💦
YouTubeでもお話していますよ~⇊⇊
【月欠損理論】を裏付けする『月穴埋め理論』!安心、居場所などのキーワードは意味がない?(穴埋め理論は私のオリジナル理論で~す) (youtube.com)
さて。
月の解釈って実は、本当に難しいんですよ。
特に、初心者の方が、ホロスコープの本やサイトでよく目にする月のキーワード。これが、現実には使えないジレンマのお話です。実は、かなりお勉強されている方も、月の解釈は悩みどころなんですよね。
月は「素の自分」「ありのまま」「リラックス」「潜在意識」「好きなもの」「安心」「居場所」などのキーワードがよく出てきます。
これ、本当にそうなのかなって思うこと、結構あります。はい、これが、最近、耳にする「月欠損理論」。マドモアゼル愛先生が提唱している理論なのですが、実は、これがしっくりくる、という方が本当に多いんです。
でも、そうなると、この月のキーワードって一体なに?って思いません?
安心、好きなこと、リラックス・・・このキーワード、違和感、ないですか?
じゃ、この月のキーワードって意味がないの?っなります。
本当に、この月の解釈は、基本的でありながらも、深いんですよ。ここを深堀していきます。この辺を私なりにひも解いてみたいと思います。
まず、マドモアゼル愛先生の、月欠損というのは、ネイタル、つまり生まれた瞬間のホロスコープについての月の解釈のこと。リアルタイムの空のことをトランジットといいます。
あなたが夜、月を見ますよね。その月は、私達の感情に影響を与えてます。今回のお話は、この部分が鍵になります。
鑑定させて頂いて、月欠損を実感されている方が多いと感じます。たとえば、「リラックス」とか「好きなこと」というワード。好きなことをしたり、リラックスしたいのに上手く感覚をつかめない状態、欠損状態ってことになっちゃうのではないかと。だとしたら、生まれた時の月って、なんだか悲しくなります。生まれてきたことが欠損だなんて。
でも、ここからは、視点を180度変えて、最終的に、この月のキーワードの解釈が納得するお話をしてきます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
実際のところ、月の表すキーワードは、生まれた瞬間、出生時のホロスコープではちょっと当てはまらないと感じることが多いんですよね。そこが欠損していて、実感できなくて苦しんでいたり、頑張ろうとすればするほど沼にはまったり。よく占いの決まり文句で、「月を満たしてあげましょう」とかいう言葉を聞くんですが、満たせないから苦しいんです。
だから占いって、上っ面に感じてしまう。単なるエンターテイメント的な・・ですね。
そして、現実には、無理に取り組むよりも、むしろスルーした方がよかったりします。鑑定させて頂いて、本当にすごくそれは思うところなんです。そこに囚われない方が、上手くいくってことです。そこに気がついて、太陽を輝かせる方向にシフトされた方は、星の不思議な力が生かせてます。
実は、この出生時の月、というのは、遺伝だったり、体質だったり、あと、特に母親から受け継いだものだったり、そういうキーワードが、一番しっくりくるなというのが、色んな方を鑑定させて頂いて、実感しているんです。
月は、7歳までの間、「親に愛されよう」として獲得したものなんです。でも、本当の愛なのかっていうと、実は、刷り込みが生まれています。この愛の感覚こそは、「幻想」
だから、月のキーワードに「安心感」というのがありますが、実際は、「本当の安心感」ではないってことです。愛されたと感じたい願望なんです。
でも、本当に愛されたわけじゃないかもしれない。だって、子供は親の人格の延長線上にいるのではなく、全く違う人格を持っています。それを勘違いされている事も多く、子供を別の人格として扱っていないことが多い。
つまり、自分がされたことを、そのまま子供にしている。あと、良かれと思って溺愛したりして、親に依存させたり。だから、親との関係性が月に与える影響は本当に大きいです。これが7歳までに形成されてしまっているんです。
だから、そういう関係性が根付いていた場合は、
月のキーワードである「心のよりどころ」なんて、当てはまるわけがないです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
じゃ、その「心のよりどころ」というキーワードって、一体、何を意味するのか、と言いますと、これは、人類の無意識の集合体、集合意識になります。
つまり、これは、生まれた瞬間の月ではなく、刻いっこくと変わっていく、
リアルタイムの月に、心のより所があり、壮大な人類のテーマに触れていくことなんです。
私達、人類は、何か同じ方向に向かおうとしていて、
集合意識に向かうことにより、安心感を得るのではないか・・・
私達、人類って、結局のところ、根源は一緒だよね、ってとこです。
そもそも、占星術において、心は「水」に例えられます。
川から流れた水は、海への向かいます。
そうやって、人類の意識は、ひとつの海につながっていくんです。
それって、ちょっと懐かしい感覚?
たましいが求めていたところに向かう感覚というか。
リアルタイムの月は、出生時の月と、ちょっと読み方が違うと思っています。
出生時に欠けていたものを、私たちは、リアルタイムの月のエネルギーを受けながら、満たしていきたいのだと思います。欠損を穴埋めしていきたいんです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
リアルタイムの月は、人類に共通したものなので、あなた個人を表すには漠然とは、してはいます。つまり、あなたを含めた人類全体のもつ「空気感」とか「ムード」とか。
だから、人類が共通の月のベールで被われている感じです。この月がどの星座に位置しているかで、そのベールは性質が変わってきます。これが、けっこう当たったりします。
つまり、あなたがホロスコープを勉強したときに出てきた月のキーワードというのは、全ての人類の共通意識でなら、納得するってことです。「無意識」「安心」「リラックス」「こころのよりどころ」。
あなたの出生時の月は、過去の瞬間的なものなんです。
あなたの本質というより、仮の本質的要素。
あなたは、リアルタイムの空の月の影響を受けながら
心や感情が日々、変わりながら、
色々なことを感じながら、成長していっている
それが月の解釈だと思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あなたがよく目にする月のキーワードは、生まれた瞬間の解釈としては使えないかもしれないというお話でした。生まれた瞬間の月を読むときには、8割くらいの方は、欠損と解釈した方がピンとくるでしょう。あと、人によってその欠損度合いも変わってきますね。
幼い頃には、得ることができなかった安心感や心のより所は、
その瞬間に答えを求めるのではない。
幼い頃にもった月の安心感は、親との関係性においての安心感です。
でも、そこに依存的な背景があるから、そこをベースにすると大人になって苦しむ。
そういう方がとても多いんです。
三日月、半月、満月、コロコロ形を変える月。動きが速いです。
あなたが今日、見上げるこの月には、
心のより所のメッセージが降りているのです。